事件当日 —— 殴られて、その場で110番しました

職場での暴行の記録 刑事編 5

事件の前にあったこと

配属された頃から、相手の気性が荒いという話は周囲から聞いていました。 辞めていった人たちとの間にも、トラブルが絶えなかったそうです。

早い時期に、相手が別の人に物を投げているのを見ています。 そのうち、私の同僚も被害に遭うようになりました。蹴られたことも何度もあります。

以前、同僚が上司に相談したことがあります。そこから話が上に行き、相手に口頭で指導が入りました。 一時期は落ち着きました。結局、時間がたてば元通りでした。

あとで効いたこと

この履歴は、決定打にはなりません

「前にもやっていた」だけでは、その日の暴行を証明できないからです。ただし、後の民事で背景の事実として使いました。「たまたま一度だけ手が出た」という話にさせないために効きます。

その日、何が起きたか

会社の手順では、決められた道具を使うことになっていました。 ただしその道具は用意されておらず、誰も持ってきませんでした。 私は、その場にあったもので作業を続けました。

作業を終えて戻ったところで、怒鳴り声が聞こえました。相手が激昂していました。

呼ばれて戻ると、相手が興奮しながら近づいてきて、殴られました。

その場にいた別の人が止めてくれました。

同僚Aやめろ!やりすぎだ!

それでも相手は、激怒したままでした。

私はすぐにその場を離れて、110番しました。

会社は、止めにきました

主任に「殴られた」と伝えると、電話をかけようとしてくれました。

上司A俺が言っておく

私もう警察に通報しました

先に通報してあったので、断る形になりました。

ここが分かれ目です

「俺が言っておく」は、受け入れてもかまいません

社内で言ってもらったうえで、警察にも通報する。両方やって構わないからです。

危ないのは、それを受け入れて警察への通報をしなかった場合です。そうなっていたら、この件は社内の話で終わっていました。口頭注意も、上司からの「今後は気をつけさせる」も、解決ではありません。

警察が来るまでの1時間

主任と現場責任者は、それぞれ関係各所に電話をしていました。 相手は、私から距離を取る位置に待機させられていました。

この日にやったのは、110番の1回だけです。