半年間を、2枚の図にしました

誹謗中傷の記録 刑事編 5

文章の前に、形を見てください。

動き出してから全部終わるまで、およそ半年です。

制度の建前

調べると、たいていこう書いてあります。8段階、一本道。この図だけ見ると、順番に進んでいくように見えます。

  1. 証拠を保存する

  2. 警察に相談する

  3. 告訴状を出して、受理される

  4. 警察が捜査し、犯人を特定する

  5. 検察に送られる(送検)

  6. 検察が起訴する

  7. 裁判所が略式命令を出し、確定する

  8. 相手に慰謝料を請求する

私が実際に辿った道

同じ手続きです。動き出してから終わるまで、およそ半年。塗りつぶしが自分で動いた段階、白抜きは待っていただけの段階です。

  1. 掲示板に自分の名前を見つける → 運営に削除要請 → 受理されず

    詰まったところ名前を書かれただけの段階では、侮辱罪として扱える内容ではないと判断しました。ここでジタバタしても、私の件では意味がありませんでした。

    半年以上 —— 何もしていません(動きようがなかった)

  2. 内容が明確に悪化。翌日から動き出す1日目

    詰まったところ相談先は「削除したい」のか「処罰したい」のかで分かれます。法テラス → 消費生活センター → 市の人権窓口 → 警察、と1日でたらい回しになりました。

  3. 警察署へ → 「告訴状が弱い」と言われる1日目の午後

    2日目 —— 書き込みが更新されたので証拠を追加保存

  4. 日曜にもう一度警察署へ → 閉庁日で帰される3日目

    3日

  5. 告訴状を自分で書き上げる6日目

    詰まったところこの告訴状は受理されませんでした。「現段階では意味がないのでやめろ。ただし捜査はする」と言われました。受理されなくても捜査は始まります。

  6. 捜査が始まる(告訴状は出さないまま)

    約2か月 —— 2週間に1回くらい、こちらから電話して状況を聞きました

  7. 犯人が特定される学校の中ではなく、身近にいた知人でした

  8. 告訴状を作り直して、正式に提出する

    詰まったところ結果の紙は頼まないと来ません。「処分通知書が欲しいと検察に伝えておいてください」と、告訴するときに言っておく必要があります。

    約1か月半

  9. 処分通知書が届く(起訴されたことの通知)処分区分「簡易裁判所に起訴(略式命令請求)」

    約3か月 —— 処分通知書と通知書は別物です

  10. 通知書が届く(結果の通知)起訴 → 6日後に略式命令 → 17日後に確定・科料9,900円

    詰まったところこの書面には「公表することのないよう注意してください」と書かれています。私はそれを承知のうえで、相手にたどり着ける情報を全部塗って載せています。

  11. 検察官に電話して、相手の住所をもらう「民事にしたいので」と言わないと教えてもらえません

  12. 慰謝料等請求通知書を内容証明で送る

    応答なし

  13. 督促状を内容証明で送る

    応答なし。支払いもありませんでした

  14. ここで止めました(訴訟は起こしていません)

増えた6つが、詰まったところです

上の図は8段階、下の図は14段階あります。

増えた6つは、どれも「言わないと来ない」「受理されない」「別の紙だった」という種類のものです。

そして下の図は、上の図の最後まで行っていません。 私は慰謝料を請求したところで止めました。その理由は「費用とその後編」に書きます。

自分が動いたのは、塗りつぶしの10回だけです

動き出してから犯人が特定されるまでが約2か月。 そのあとは、待っている時間のほうが長くなります。